石川県議会議員 盛本芳久

予算特別委員会で質問/2010年6月定例会

6月17日 予算特別委員会で質問に立ちました。

 

質疑要旨

 

1 石川サンケン門前工場の閉鎖方針について

(1) 会社の経営判断ではあるが、門前地域の活性化に貢献してきた大事な企業の閉鎖であり、今後、地域の過疎化に拍車がかかることを懸念するが、どう考えているのか。

(2) 配置転換になれば通勤時間等でやめざるを得なくなる人も出てくるが、雇用確保と地域の過疎化を食い止めるため、県として輪島市と連携して、会社と更に協議を継続すべきと考えるがどうか。

 

1006予特新聞1.jpg2 学校現場の超多忙化について

(1) 多忙化の切実な状況は、教育委員会に、どこから、どのような形で届いているか。

(2) 多忙化解消に向けた検討チームの立ち上げは評価するが、現在の検討状況と具体的対策提起までのスケジュールを聞く。

(3) 本県の講師の割合、特に欠員講師の割合は大きいとの指摘もあるが、事実か。

(4) 採用試験の勉強も抱える講師は、他の教員と同じく校務分掌や部活動、担任まで持っているが、NOと言えない講師に対し、教育委員会として配慮すべき点があるのではないか。

(5) 若い教職員も増加しているが、特定事業主行動計画にもとづく次世代育成支援はどの程度進んでいるか。また、県立学校、市町立小中学校の実態を併せて聞く。

 

3 犀川のJR橋から大豆田大橋間の河川整備について

(1) 左岸の堤防が右岸の堤防に比べ相当に低いが、何m差があるのか。また、平成10年の洪水時に左岸で越流しそうになったというが、このときの状況は、どのように把握しているか。その際の最大流量はどれくらいだったのか。

 (2) この箇所の流下能力についてどのような見解を持っているか。

 (3) 20年ほど前に比べ流下能力が相当に減少していると聞くが、その原因は何か。

(4) 10数年前にこの区間の堤防嵩上げ改修の認可を受けていると聞くが、なぜ工事に着手しなかったのか。

 (5) JR橋の橋脚は流下能力を阻害していないのか。また、流木等が橋脚に留まれば、さらにこの場所の水位が上がるとも考えられるがどうか。

 (6) JR橋下の河床の掘削は可能か。掘削により橋脚の支持力に問題があるのならば、JRに架け替えを求めるべきではないか。

 (7) 河床の掘削、堤防の嵩上げなど、今後の対策をどう考えているか。

  (8) 河川整備および耐震を考慮すれば、いずれJR橋の架け替えは必要と考えられるが、費用を検討したことはあるか。

1006予特新聞2.jpg 

4 志賀原発について

(1) 原子力行政の国際的常識は、推進と規制の分離であるが、日本は、原発の安全審査を行う原子力安全・保安院が、推進機関である経済産業省の傘下にある。これについて、福島県は昨年、国と議論したと伝えられるが、本県は、どのように国に働きかけたのか。または、今後どう働きかけるのか。

(2) 新たに、原子力環境安全管理協議会委員の追加・変更等を行う予定はあるか。

 (3) 原子力環境安全管理協議会の性格上、幅広く人材を登用するということは、あえて原発の安全性に厳しい専門家を選任することは当然と思うがどうか。

 (4) 志賀原発でのプルサーマル実施の申し入れはいずれあると思うが、これを了承するとすれば、その前提条件は何か。

 

 

 

  *質疑時間不足のため,4の志賀原発に関する質問は,できませんでした。総務企画委員会で若林議員に質問していただきます。