石川県議会議員 盛本芳久

常任委員会

 3月16日,各常任委員会が開催されました。総務企画委員会では,継続審査となっていた県職員の勤務時間短縮条例が可決されました。付帯意見付きです。

 付帯意見は,①効率化による時間外勤務の縮減,②時間外勤務の実績の四半期ごとの議会への報告,③時間外勤務縮減のためのプロジェクトチーム設置,です。

 自民党会派の皆さん(の一部ともいわれますが),勤務時間の短縮は公務員の甘え,時短により時間外勤務が増え行財政改革に逆行するという発想は消えていません。
 時間外勤務は縮減すべきですし,対策も必要,その実績把握も当然です,あえて付帯意見として付けるような内容ではないのです。しかし,抜けていることがあると思います。
 もうすでにサービス残業が常態化しているということです。ワークライフバランスの観点からいってもこれは放置できません。このことに自民党会派は触れようとはしないのです。また,この条例は,学校現場の教員にも適用されます。教員は,時間に換算すれば十数分分にしかあたらない給料の教職調整額で時間外勤務手当はありません。そして,現状過酷な多忙の中にいます。この点にも触れません。要は,公務員を労働者として保護しようなどという気は全くないのではないかとも見えるのです。

 ともかく,条例は可決の見通しが立ちましたが,すっきりしないものが残っていることは事実です。職員を大切にしてこそ市民県民のために働いてくれる職員が増えていくと信じています。

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 さて,私にとっては初めての「土木企業委員会」も開催されました。今回は発言しませんでしたが,以前の私の議会質問に関連して,金原委員の質問がありました。

 海側環状道路の本線高架化の部分についてです。私は,もう本線は必要ないから,この土地を有効利用すべきで,太陽光パネルの設置を提案する,というものでした。
 金原委員は,高架化は無理だろう平面道路とするなどの計画変更もあってもいいのではないかというものでした。そして,グランドゴルフ場にしたところでごく一部であるし,有効な暫定利用の必要性があるのではと質しました。

 やっぱりあの道を見たら,だれでも思うだろう。発言したのが金原議員だったことがやや驚きでしたが,心強くもありました。
 やっぱり,ソーラーパネルしかないと思うなあ。

3月土木企業委員会 報告

  所管事務調査について
 ○ 報告事項
 (土木部関係)
 (1) 公共事業予算と建設業界の現状について
 (2) 金沢城公園の復元整備について
 (3) 曽々木、真浦ポケットパークの供用開始について
 (4) 能登有料道路 別所岳サービスエリア展望台の完成式について
 (5) 金沢市上山町地内の土砂災害について

盛本委員の質問無し

平成22年2月15日(月曜日) 午前10時03分 開議

(総務部関係)
 ・ 付託案件
    議案第1号中関係分、同第2号、同第3号、同第14号、同第19号ないし
   同第23号、同第25号、同第26号関係分、同第28号ないし同第30号
    請願第99号
(危機管理監室関係)
 (1) 付託案件
    議案第1号中関係分、同第31号
 (2) 報告事項
   ① 志賀原子力発電所2号機の再起動について
   ② 平成21年度石川県原子力防災訓練の概要について
   ③ 地震体験車の更新整備について
(企画振興部関係)
 (1) 付託案件
    議案第1号中関係分
 (2) 報告事項
  ① 全日空による小松・能登両空港の乗継割引運賃制度の拡大について
  ② 国際生物多様性年クロージングイベントの開催決定について
(県民文化局関係)
 (1) 付託案件
    議案第1号中関係分
 (2) 報告事項
  ・ 「れきはくコレクション2009」の開催について

 

人事委員会勧告と県職員の勤務時間について

◆盛本芳久 委員  先ほど質問がありましたけれども、人事委員会勧告の件についてですが、県内の市町の条例の改正状況だけ最初にお聞かせください。

◎荒井仁志 総務部長  勤務時間の改定に係る県内の状況でありますが、平成22年2月現在でありますが、九つの市町が改定済みであります。そして、また2月議会で改定を予定されているのが三つの市町。そのほかが今のところ未定だと伺っております。

◆盛本芳久 委員  本会議でも議論がありましたけれども、公務員の勤務時間を短くする。ある意味では、公務員に甘いのではないかという、そういう県民の目線があるという話もありましたけれども、そういう声も確かにあるとは思います。ただ、そのことでやっぱり労働時間短縮の流れというものをつくっていかないと、民間もますます大変なことになる。公務員、民間、どんどん悪い悪循環になっていくのではないかと、心配する声もたくさん聞きます。
 国も労働時間短縮とか、あるいはサービス残業を減らしていくとか、そんな流れというものを、これは民間を含めて、どの党も私は掲げている中身だろうと思うのですけれども、それには子育て支援の環境をちゃんと整えていくとか、男女共同参画を進めていくとか、いろんな意味合いがあると思うのです。労働時間短縮の流れというものの意義というか、その辺についてどのように認識しておられるのか、お聞きしたいと思います。

◎荒井仁志 総務部長  もちろん労働時間に関しましては、豊かな労働社会を築くためにも時間短縮をしていく。そしてまた、短い時間で高い生産性を上げていくのは、これは一つのこれからのあるべき姿ではないかと思っております。
 また、それとあわせて、やはりワークライフバランスといいますか、生活と仕事との両立ということもあわせて考えていく必要があろうかと思っておりますが、こうしたことをあわせて推進していくような、そういう時代に来ているということは認識しているところであります。

◆盛本芳久 委員  人事委員会勧告を尊重するのは当然のことなので、ちゃんと提案されて、議会の中にもいろいろと異論もあるようなので、やっぱりそこをきちっと説明する中で説得していただきたいと私は思いますけれども、こういう時間短縮の今おっしゃったような意義というものも、ぜひ皆さん御存じだろうけれども、さらにしっかり説明していただきたいと思います。
 民間の調査の中で、それに合わせて公務員も勧告が行われているわけですけれども、民間の勤務時間が短くなってきたのは、子育て支援の次世代対策支援法ですか、ちょっと名前が違うかもしれませんが、その中の事業主行動計画などでそういう環境を進めていこうということで、民間が努力してそういうふうにしてきている面もあると思うので、その点をしっかり説明して、理解をする努力を、執行部としてやっていただきたいと思います。
 そして、もう一つ、公務員ですから、税金で生活をしているわけですから、これはしっかり働いてもらわないといけないことがありますけれども、やはり全国でたった一つ石川県だけが残ってしまうとかそういうことになれば、これはしっかりやれと言っても、モチベーションにも影響してくるのではないかという心配をいたします。そんな意味で、勤務時間は短縮するけれども、超勤を減らしていってしっかり仕事をしてくれとかそういうメッセージをここに込めて、もうちょっとアピールを執行部として出していってほしいと思うのですけれども、どうですか。

◎荒井仁志 総務部長  もちろんそういうワークライフバランスの問題等々もあり、これは政策的に県も国も進めておるところでありますが、今回の改定にあたりましては、やはりまずは地方公務員法第24条第5項が定めております国、そして他県との均衡を図るという、いわゆる勤務時間、勤務条件等を定めるにあたっての基本原則です。そういうものに照らして、現状がどうなのかをまずは基本に置いて提案させていただきたいと思っているところであります。

◆盛本芳久 委員  この前の本会議で知事の答弁にもありましたように、それが基本だと私も思っているので、それはそれでいいと思いますけれども、ヨーロッパを中心にワークライフバランスで家庭の時間もしっかり確保していこうという中で経済成長している国もたくさんあるわけですし、日本はそういう点ではやっぱりおくれている。そのおくれた中でさらにまた石川県が一番おくれていることになるのは大変残念だと私も思いますので、執行部としての努力をぜひやっていただきたいと思います。それを要望して終わります。

 

石川県で開催予定の生物多様性年クロージングイベントについて

◆盛本芳久 委員  生物多様性年のクロージングイベントについてお伺いしたいのですけれども、これはCOP10の総括会議ではないのですね。国内の多様性年の総括のイベントなのですね。
 これは規模としてはどれぐらいの、県立音楽堂と書いてありますけれども、どのような見込みで予定されているのですか。主催者の中に石川県が入っておりますので。

◎俵幸嗣 企画振興部次長[高等教育担当]  規模あるいは内容については、これから具体的に環境省、政府、国連と決めていく。ただ、例えば音楽堂であれば邦楽ホールだと700人ぐらいになりますので、それぐらいの規模が一つの目安になるかと思っています。

◆盛本芳久 委員  これは、12月11日、12日ということで、カレンダーを見たら土日になっていますし、中身を見ると、一般県民の人たちの中でもそういう意識を持った人たちもたくさんいらっしゃるし、もっと開いた感じでやると、たくさんの参加も、事によれば近県からとかいろんなところから人が来る可能性も期待できるのではないかと思うのですが、どうですか。

◎俵幸嗣 企画振興部次長[高等教育担当]  これはやはり閉じたものではなくて、県民の方々あるいは近県の人も含めて、広く参加を募ってやりたいと思っています。できるだけ多くの方が参加していただくような形をとりたいと思っています。

◆盛本芳久 委員  この前、音楽堂の邦楽ホールで里山のセミナーがありまして、私も見てきましたけれども、あそこがいっぱいになっておりましたし、もちろんもっと大きなイベントですから、会場はここ一つになるのか、分散するのかその辺もよくわかりませんけれども、なるべくたくさんの方が来られるような形で実現してほしいと思います。
もう一つ、最近こういう会議は、例えばインターネットで生中継をするとか、そういう広くみんなに見てもらうことも大事だろうと思うので、そんなこともこれから計画されるのかもしれませんけれども、ぜひ考えていただきたいと思いますが、もうそんな計画が入っていますか。

◎俵幸嗣 企画振興部次長[高等教育担当]  その点も含めてこれからになりますが、やはり広く、できるだけ多くの方々に見てもらうということで、インターネットでは生になるのかあるいはその後になるのか、その辺はまた工夫が必要かと思いますけれども、できるだけ広い方々に見てもらえるような形を工夫していきたいと思っております。

総務企画委員会 会議記録

1月18日(月曜日)

(総務部関係)
 (1) 平成22年第1回県議会定例会提出予定案件について
 (2) 平成21年度県税収入見込みについて

(危機管理監室関係)
 (1) 平成22年第1回県議会定例会提出予定案件について
 (2) 県内における平成21年中(1月~12月)の災害及び火災・救急の状況(速報)について
 (3) 石川県国民保護フォーラムの開催について
 (4) 志賀原子力発電所2号機の非常用ディーゼル発電機潤滑油漏えいについて

(企画振興部関係)
 (1) 平成22年第1回県議会定例会提出予定案件について
 (2) 平成22年度整備新幹線関係国家予算について
 (3)珠洲市におけるアナログ放送終了第2次リハーサルの実施について

(県民文化局関係)
 (1) 平成22年第1回県議会定例会提出予定案件について
 (2) 「企業の元気!チャレンジ&ワークセミナー」の開催について
 (3) 消費者ホットラインの運用開始について                 

 

新幹線並行在来線問題について

◆盛本芳久 委員  新幹線の国家予算が出ているのですけれども、開業が近づいてくるとことになれば、同時に並行在来線の問題も出てくるのですけれど、今いろんな調査等の検討が行われていることは聞いているわけですけれども、現実、東北とか長野とかそういうところでは相当な県の負担というものも実際そういうことになっているし、石川県でもこの先、並行在来線について精力的に検討していかなければならないと思うのですけれども、県のホームページなどを見ていると、一応、調査は行われたけれども、この先どうしていくかということについては、まだそういう精力的な議論は始まっていないように見受けられるのですけれども、現状はどんな感じでしょうか。

◎阿久澤孝 企画振興部長  新幹線開業に向けまして、一方でやはり並行在来線の話というのもきちっとしておかなければいけないと私ども思っております。並行在来線、現に来たときに住民の足を守るという観点から、運行に支障があってはならないような体制というものをきちっと整えなければいけないと思っておりまして、今、関係者の間でも協議会などでいろいろ議論は、運行も含めて議論しておりますが、それだけではなくて、要は第三セクターなり何なりの立ち上げを多分開業の2年ぐらい前にはやっていかなければいけないだろうと。その開業に向けて必要な準備を今の段階でやっているということでありまして、例えば、これまでの開業先行県の例を見ると、どの程度の収支になるのかとか、また今後の旅客流動がどの程度になると考えるのか。さらに、将来の需要がどの程度推移していくのだろうか、そういった問題。さらには運行についてどういうパターンが利用者にとってみればいい、使いやすいパターンなのかとか、そういったことについて調査なり何なりをずっと順次進めておるところでありまして、今後は一方、やはり第三セクターを設立していくとなれば、経営計画をつくっていかなければいけませんので、それに向けたいろんな基本的な調査だとか分析だとか、そういったものを進めていかなければいけないと思っているところであります。
 また、より大きな基本的な話といたしますと、もともと経営分離に同意して第三セクターでやることで今話をしているということであります。ただ、なかなかやはり先行県の例などを見ますと、地方にただ単に任せるというだけだと非常に負担も重くて大変だという話も、いろんな各所からも、国土交通省にも話が行っておりまして、年末に今後の整備新幹線を進めていく上での基本的な考え方というのを国土交通省から改めて示されましたけれども、その中でもこの並行在来線についてはやはり地域で維持していくことが基本だとしながらも、やはりJRについては分離後も並行在来線維持のためのできる限りの支援と協力が望ましい、そういった方向も示されるとともに、今後、この並行在来線が安定的に運営していくためにはどういう基盤整備が必要かといったことについても話し合いをしていこうということになっておりますので、こういった中で国のそういった方針に向けまして、我々の事情などもしっかり伝えながら、国の支援なり関与といったものも求めつつ、一方で必要な準備は必要な準備として着実に進めていきたいと、このように考えているところであります。

◆盛本芳久 委員  まさにJRの負担とか国の負担のあり方というのはこれまでとは違う形で国土交通省なども言っているようなので、そういう点でいうと関係の県が合体して一緒になっていろんなことを国に求めていくとか、そんな中で検討していくとか、そういうことがこれからさらに必要になってくると思うのです。今は他県と一緒になって協議会みたいなものを定期的に開くとか、そういうことにはなっていないのですよね。そんな構想はあるのですか。

◎阿久澤孝 企画振興部長  今、各県それぞれで三セク設立だとかそのあり方に向けて、とりあえずやはりそれぞれの県、旅客の流動とか、また枝線の状況だとかそれぞれいろいろ違いがありますので、まずは先ほど言ったような基礎的なデータだとか分析だとか、そういったものはそれぞれ各県でやらせていただいております。
 その上で、ただ一方、運行していくとなりますと、やっぱりつながっていますので、当然連携していかなければいけないことになるわけですので、今後さまざまな形でそういう仕掛けはどうあるべきかと、それは考えていかなければいけないと思いますし、またこれまでも、先ほど委員おっしゃいました国からの支援ということでありますと、そこは同盟会なども通じまして並行在来線のあり方、それは北陸新幹線沿線各県共通の課題として国土交通省のほうにも共同でお願いしたりなどしております。
 さらに、今後恐らくこの並行在来線の支援のあり方はまた新たに考えていくということになっていますけれども、それに向けまして先ほどちょっと報告させていただきました調整会議というものが国土交通省で開かれますが、そういった中にでも沿線各県いろいろと連携しながら、沿線が抱えている事情というものをしっかり国のほうに伝えて検討を求めていきたいと考えております。

◆盛本芳久 委員  通勤通学の大事な足ということで、これからもそうなっていくので、ぜひ精力的にやっていく、そういうことを開始してほしいと思います。

消費者ホットラインについて

 もう一つは、この消費者ホットラインのビラなのですけど、この番号は全国一律の番号になるわけですね。これは石川県がつくったビラということですけれど、結局、ワンストップサービスをやっていく番号なのに、お問い合わせ先のところに県庁の番号が書いてあるという、この辺がよくわからないし、全国的にこのホットラインというものが開設されるのであれば、全国的に国民にばんと出る何かそういうことがないのかどうか。ニュースにはそういうことではありますけれども、その辺はどうなっているのでしょうか。

◎山本省五 県民文化局長  全国的という意味では、これは消費者庁が所管をしている部分ですけれども、一律に何かでかい広告をするとかそういうことはどうもやっていないみたいで、新聞に、特に全国紙あたりで出ているというような状況であります。そういう方法で、あとは各県のほうでまた周知をということで我々も聞いておりますので、その点の努力はしているとのことであります。
 それから、このお問い合わせ先の電話番号ですが、基本的には県民生活課の番号ですけれども、要するにこのホットラインそのものについてのお問い合わせはここにしてくださいという趣旨で入れてあるので、要するに相談の中身は、相談そのものはまさに0570-064-370のこの統一番号にしてくださいと、そういうふうに御理解いただければと思います。

◆盛本芳久 委員  もちろんそういうふうにしか見えないのですけれども、やっぱり番号だったら一つにして、このホットラインにかかってきた、これそのものについての質問というものも、このホットラインを通して何か県が対応できるようなことが本来の姿ではないかとは思うのですけれども。別にいいです。今後また。

総務企画委員会 会議記録

12月10日(木曜日)

(総務部関係)
 (1) 付託案件
    議案第1号中関係分、同第9号、同第10号
    請願第86号、同第90号ないし同第92号、同第97号
 (2) 報告事項
  ① 小松基地所属のF15型機の着陸事故について
  ② 「第2回石川県公立大学法人設立準備会議」について
(危機管理監室関係)
 (1) 付託案件
    議案第1号中関係分
 (2) 報告事項
  ① 志賀原子力発電所2号機の非常用ディーゼル発電機の再度の油漏れについて
  ② 平成20年度志賀原子力発電所に係る環境放射線監視結果及び温排水影響調査結果について
(企画振興部関係)
 (1) 付託案件
    議案第1号中関係分、同第11号
 (2) 報告事項
  ① 小松・静岡便利用者アンケート調査結果の概要について
  ② 「全国丼サミットいしかわ2010【D-4】」の開催について
(県民文化局関係)
 (1) 付託案件
    議案第1号中関係分
    報告第1号
 (2) 報告事項
   ・「遠き道展-伝えたい日本画の今-」の開催について

 

小松基地のジェット機胴体着陸事故について

◆盛本芳久 委員  ちょっと関連しますけれども、2つの事項についてお伺いします。
 まず、小松の件ですけれども、足を出し忘れたまま着陸したという話ですけれども、足が出ないで胴体着陸というのは聞いたことはありますが、出し忘れて何か事故が起こったのは、民間、軍用機含めてほかに例があれば、もし御存じでしたら聞かせていただきたいのですけれども、そんな例はありますか。

◎荒井仁志 総務部長  民間航空機等においてそういう例があったのか、まだ調べておりません。

◆盛本芳久 委員  私も聞いたことないのですけれども、何かたるんでおるのを超えているような事故ではないかと思うのです。これはあわや大事故でありますし、これで機体がどうなるのか、もう使えないのではないかと思いますけれども、100億円余りがパアになるわけで、大変なことだと思うのです。
管制官とか地上の監視員がどうなっているのかまだはっきりしていない。そこがどうだったのかわかっていない。そんな中で、こういう原因でした、出し忘れが原因で、教育した後、訓練を順次開始していきますと。F15はやってないのですけれど、12月8日から訓練が始まっていることですが、それは事実ですか。

◎荒井仁志 総務部長  私が伺っている範囲では、そういった教育等の実施をしておることはありますが、訓練自体については見合わせていると伺っております。

◆盛本芳久 委員  何も始まってないということですね。F15以外についても。何かが飛んでいることはないのですね。

◎荒井仁志 総務部長  基本的にF15初め戦闘機の訓練は見合わせていると思います。

◆盛本芳久 委員  それならいいというか、わかりました。私も確認してみますけれども。
 とにかく、はっきりするまで飛行機を飛ばすことはやらないでほしい、そのことはしっかり県としても続けていっていただきたい。緊急の場合はあるかもしれませんけれども。
 そしてもう一つ、小松では航空祭が毎年開かれておりますけれども、ここではかなり演技飛行というのですか、何と言うのかわかりませんけれども、編隊飛行と言うのか、そういうことが行われているわけですけれども、こういうことも人が見に来るからやるのでしょうけれども、非常に危ういなと思いますし、来年どうするかわかりませんけれども、この辺のところも慎重に対応してもらうとか、中止してもらうとか、この辺ぐらいのことは言ってもいいと思うのですが、いかがですか。

◎荒井仁志 総務部長  既に小松基地における着陸事故につきましては、原因究明と安全対策に万全を期するように申し入れを行っているところでありますので、こういうことをしっかり対策をとっていただく必要があると思っております。
 そしてあと、先ほどの航空祭の件でありますが、これまでも航空祭に限らず、自衛隊機の飛行につきましては安全が最優先されるように、当然、安全確保について申し入れは行っております。もちろん、この航空祭の開催につきましては地元の意向が優先されるべきと考えておりますので、そのあたりは小松基地のほうからきっちりとこの説明をした上で対応していくことが必要であろうかと思っております。

◆盛本芳久 委員  どちらにしても、まだはっきりとしていない部分がありますし、何か警報が鳴っていたけれど気がつかなかったとか、その辺もこういう軍用機にはボイスレコーダーというものがついているのだろうと思いますけれども、そこの究明ができるまで厳しい対応をしてもらいたいと言っておきたいと思います。

志賀原発 非常用発電機再度のトラブルについて

 もう一つ、原発の件ですけれども、一たんは、オイル漏れは弁に問題があることで、それを12月4日に国と県、志賀町に報告して、そしてその日のうちに国、保安院はこの報告が妥当だという結果を出しているわけですね。ところが6日にまた油が漏れていたと、こういう話ですけれども、そのときに保安院が妥当としたことは、結果的にはこれは妥当ではなかったとの話になると思うのですけれども、この辺については県としてはどういうふうにお考えですか。

◎西和喜雄 危機管理監  再度の油漏れがあったことを御報告したわけですが、最初の油漏れにつきましては逆止弁の不調で潤滑油の漏えいがあったことは間違いがないと。今回の試験運転をした中でも逆止弁は正常に動作していることでありますので、保安院の評価は適切であったと考えております。

◆盛本芳久 委員  そうすれば、最初の油漏れは弁が原因で、次に漏れていたことは前の漏れとは全く別の原因としてまた調査がされているという、こういう話ですか。

◎西和喜雄 危機管理監  その点も含めて調査していることだと聞いております。

◆盛本芳久 委員  どうもわけがわからないのですけれども、やっぱり最初の弁だというふうに、原因はこうだと確定を一たんはしているわけですけれども、そこら辺のところで、これは甘かったのではないかとどうしても思いますし、それをきちっと国がちゃんとやらなきゃいけないのを、その評価もほとんど追認という形になっているのではないかと思うのです。
 もう一つ、原子力安全委員会もチェックすることになっておりますけれども、これはもう既に行われていると思うのですが、原子力安全委員会の審査結果はどういうなっているのですか。

◎中島和弘 危機管理監室原子力安全対策室長  先ほど盛本委員からお話がありましたように、12月4日に北陸電力が原子力安全・保安院に報告いたしております。報告書を取りまとめるに当たりましては、事前に保安院とも調整しながら取りまとめておると聞いております。
 その結果につきましては、翌月曜日、12月7日に原子力安全委員会へ報告してあります。その際におきましては、既に6日に再度、再発防止対策を行った後に漏れたという事実がわかっておりましたので、その内容を含めまして原子力安全委員会に報告しておりまして、原子力安全・保安院としても、その件も含めて再度調べていきたいと発言していると聞いております。

◆盛本芳久 委員  ということは、安全委員会として、まだそれが、もちろん妥当だと言えないと思うのですけれども、その審議結果といいますか、その辺は今どんな状態になっているのですか。

◎中島和弘 危機管理監室原子力安全対策室長  原子力安全委員会の議事録についてはホームページで公表されることになっているわけですが、我々も現時点においてまだ議事録が公表されておりませんので、詳細についてはきちんと把握していないところであります。

◆盛本芳久 委員  これが一応、国のダブルチェックと言われているものですよね。私はこのダブルチェック、本当にちゃんとされているのかどうかは、以前から大変疑問なわけですけれども、やっぱりそこら辺のところを県としても、それは本当にダブルでやられているのか、しっかりと見ているのか、これは国に言わければならないときはしっかり言わなければならないと私は思います。

国の審査体制 ダブルチェック, 石川県安環協の審査体制について

 それから、先ほど、12月4日に国に報告して、その日のうちに妥当と出てきた。一日でやったのではない、その前からであるという話をされましたが、それは事前に県と電力会社と国が打ち合わせなり、すり合わせなどをしながら4日に「はい妥当です」と、こういう結果になって出てくるということですか。

◎中島和弘 危機管理監室原子力安全対策室長  今回の事例につきましては事象として国に報告すべき報告事項になっておりますので、まずは基本的、一義的に国が審査をしていただくことになっているかと思います。その上で県としましては、今回は原子力環境安全管理協議会を開きましたけれども、そういう委員の御意見を踏まえながら県としての判断をするということでありまして、12月4日の時点におきまして、県としてその報告書は妥当だと判断していたわけではありません。

◆盛本芳久 委員  いや、それでは4日前に国もやっているわけですね。原因と対策、北電としてはこういう原因でこういう対策をとりますよということを国に報告する。そしたら国は「それは妥当です」と、その日のうちに言う。それは両方で進めてきたものを最終的に4日でいいでしょうと、そういう話なのですか。

◎西和喜雄 危機管理監  おっしゃるとおりであります。本会議上で知事も答弁しておりましたが、原子力安全・保安院に対してしっかり検証を行うよう県としても話をすることにいたしております。

◆盛本芳久 委員  そうなると、やっぱりどうしても打ち合わせをしながら妥当と出てくる。実は妥当ではなかったわけですけれども、何かなれ合いで、すべてがなれ合いで最終的にまた動かす方向に持っていくと、そういう感じがしてならないわけであります。
今、政権は本当の独立したそういうチェックをやろうというような話も出ておりますけれども、私もそれは大賛成であり、そういうふうにやってもらいたいと思います。
 きのうの安管協は、私も傍聴していましたけれども、地元の方、地元だけではなく石川県全体にとってみれば、もし何かが起こって、ちょっとでも放射能漏れが起こるようなことがあったりすれば、これはいろんな産業、観光も含めて大きな打撃があることは、だれでも想像できるわけですので、県としては厳しい対応をしていただきたいと思います。
 今回の場合はハードの面ですけれど、それまで続いてきたいろいろなヒューマンエラーにかかわること、これも何か非常に精神論的に本当に検査の体制とかそういうものが劣化してないかというようなことまで掘り下げて、しっかりとした点検を県としてもやっていかないと、本当に何かが起こってからでは遅いと、そういうふうに思いますので、それは要望しておきたいと思います。

丼サミットについて

◆盛本芳久 委員  この丼サミットですけれども、金沢の産業展示館でやる理由、それからB級グルメとかそういうのになると相当全国から人が集まってきたという報道も見たことがありますけれども、全国に向かってどういう発信をしているのかお聞きしたいと思います。

◎表正人 地域振興課長兼震災復興支援室次長  まず、金沢の産業展示館で行う理由であります。
 私ども最初は能登地区の開催も検討しました。ただし、冬場の時期に、これだけの規模で行うスペースが一つつらいところがある。もう一つは、能登でやっても能登の人しかほとんど集まらない。だから、一番のねらいは金沢で多くの集客を目指して、金沢の人にどんぶりを食べていただいて、これから能登に流れていく。それから、全国の方も能登まで来ようとする方はちょっとまだ難しいと思うのです。それで金沢ならば人の足でかなり大きい人数が確保できる。こういう理由で金沢に決めました。
 それからもう1点、人を集めるための手法であります。B級グルメブームはなぜ行っているのかといえば、やはり情報戦略だと思うのです。私どもは1月早々に参加店舗、それから行政が集まりまして、地元のマスコミに対するキャラバン隊を組織してPRをまず行う。それから、全国の参加する各地においても石川に第1回初めての全国丼サミットをやると。各地においてもマスコミを総動員しまして、それをあわせて全国に発信したいと思っております。

総務企画委員会 会議記録

11月19日(木曜日)

(総務部関係)
 ・ 農林水産省及び国土交通省所管の補助事業に係る事務費等の会計検査結果について
(危機管理監室関係)
 ・ 調整運転中の志賀原子力発電所2号機の原子炉手動停止について
(企画振興部関係)
 (1) 整備新幹線関係中央要請について
 (2) 平成21年度二次交通アンケート調査の実施について
 (3) (財)能登半島地震復興基金支援事業(地域づくり総合支援事業)の拡充について
 (4) 「能登空港100万人利用記念式典」の開催について
(県民文化局関係)
  ・ 「ふれてみるいしかわの文化展」の開催について

志賀原発 非常用ディーゼル発電機トラブルについて

◆盛本芳久 委員  今回も原発の質問をしなければならないのは大変残念ですけれども、その件について質問したいと思います。
 発電所内の電力の供給がなくなって停電になり、安全に停止をしなければならないときに、電力を供給するための発電機が3台あると先ほど説明がありました。このうち2台がおかしくなったら、これはとめなければならないことだと思うのですが、この発電機がだめになったとしたらどういうことが起こるのか。それを防ぐまた次の段階の防御というか、安全を保障する何かがまたあると思うのですが、この先の段階というのは何段階ぐらいあるのですか。極めて危険な状況に陥るまでに。

◎中島和弘 危機管理監室原子力安全対策室長  先ほども危機管理監のほうから説明がありましたように、非常用D/Gのほうの不具合がありましたことにつきましては北陸電力で決めています社内規定に基づきまして予防保全的にプラントをとめることで今回措置をとりまして、実際に手動でとめたわけであります。
 今回の非常用D/Gのキャパシティ、能力といいますのは、原子力発電所をきちんととめる、さらにその際におきまして仮に事故があったとしてもそれに対して十分に対応できるだけの能力を持たせるように非常用D/Gは容量が決められておりました。
 もしこの非常用D/Gが働かなかった場合、さらなるバックアップにつきましては、直流電源装置がさらに設置されております。それからまた2号機におきましては、無停電電源装置も設置されていることを確認しております。

◆盛本芳久 委員  専門的でよくわかりませんけれども、直流のバッテリーか何かがまだあるということなのですね。

◎中島和弘 危機管理監室原子力安全対策室長  はい。

◆盛本芳久 委員  その次の段階もまたあると。それらが全部だめならば大変なことになるのですね。
 その途中といったらおかしいですけれども、確率としては低いかもしれないけれども、大変重要な部分のトラブルだったと私は思うのです。2号機が2006年の運転開始から3年余りですけれども、トラブルで手動停止をしたのが3回あるという報道もされております。これと、それから最近のトラブル、これがずっと続いている状態ですけれども、回数や中身、どれだけの期間にという全体的なものを見たとき、この状況というのは、例えばほかの原子力発電所、あるいはほかの電力会社と比較したときに、この状況はこの程度あることなのか、大変異常なことなのか、その辺はどんな認識でしょうか。

◎中島和弘 危機管理監室原子力安全対策室長  石川県におきましては、安全協定に基づきまして事業者のほうから連絡通報基準を設けまして運用しているところであります。
 この安全協定につきましては、各地方自治体、原子力発電所があるところにおいて結んでいるのですが、連絡通報基準につきましては各地方において必ずしも一様になっているわけでなく、定めてないところもあるように聞いております。
 ですので、公表されているトラブル案件が石川県の件数がこれだけだから、ほかの電力はこういう件数で、一概に同じレベルで公表されているかということを現在比較したものはありませんので、多いか少ないかという議論については、済みませんが、できていない状況であります。

◆盛本芳久 委員  県民感覚というか、そういう感じでいうとこれは多いなと、またかと。地元の方もおっしゃっているわけですから、私はそういう感覚は持っているのですけれども、それは私の感覚として、あと質問しますけれども、そういう異常な状況が北陸電力の原発で続けて起こっていると。それは一体何でそういうことが起こるのだろうかと私は思うのですけれども、なぜこういうことが続いているとお考えでしょうか。抽象的な質問ですけれども。
 県民みんな思っていることだと思うのですよ。どうですか、危機管理監。

◎西和喜雄 危機管理監  それぞれに原因があるということで、北陸電力ではそういう事象が発生するたびに原因究明と改善策を講じており、そのことについて私どもは確認をしているということであります。

◆盛本芳久 委員  もちろん一個一個にはそれぞれ原因があって、それに対策をとっていかなければならないのですけれども、そういうことが続いていることは、やっぱりそういうことが起こる何かがあるのではないかと考えるのが普通だと私は思うので、このような質問をしたのです。
 それは作業のミスなのか、機械の故障なのか、あるいはもっと体質的な問題なのか、本当にいろいろなことがあると思うのですけれども、その辺のところは一つ一つがよくなって、これは国がオーケーと言って、県が立ち入りをしてよかろうということで行って、そして何となく大丈夫ですよと言って、県民が仕方ないなということになればまた次に行くと。そういう形をずっとこれは続けていくのかどうなのかというのは、これは大変疑問だし、そういうことをしていて大変なことが起こってしまわないのかなということを大変心配するのですけれども、その辺はどうですか。

◎西和喜雄 危機管理監  発電所は定期的な検査を受けることになっております。その期間に通常の運転中も検査をしておりますが、その期間に集中的な検査がなされると。そういう中で今回もトラブルが出てきているという背景はあろうかと思っております。
 そういうことの指摘が、先月開催しました原子力環境安全管理協議会におきまして、委員の皆さんからそういうような作業を、年間を通して平準化するようなことができないのかということがありました。これは電力会社、それから国の検査体制のあり方に関わることですから、そういう検討も一部なされていると聞いております。

◆盛本芳久 委員  安全のために点検をしている、その点検のときにいろんなトラブルがたくさん起こると。だから、それを平準化していくという意味なのかどうかわかりませんけれど、それも何か不思議な感じがするのです。安管協でそういう話が出たということですが、やっぱりこれだけ続くと、安管協の委員の皆さん、それは一生懸命審議をされて、協議をされて、その都度の中身について結論出しておられると思いますけれども、やっぱり企業の体質であるとか、あるいは安全環境とかそういうところのプロ、ソフトのプロ、それから技術的な専門家という人たち、そういう人たちの中に、厳しい意見を持った、言ってみれば原発に疑問があるなという、そういうような人たちを入れていって、あえてそこで議論をきちっと活性化させていくことも大事なのではないかと思うのです。
 こんなことを言ってはなんですけれども、やっぱりイエスマンを集めているのではないかという感覚を持っておられる方も相当おられますし、安管協のあり方もぜひ考えていってほしいと思うのですけれど、どうでしょうか。

◎西和喜雄 危機管理監  原子力発電所の安全規制は基本的に国が一元的に権限と責任を有しております。さらに内閣府の原子力安全委員会で原子力安全・保安院が行ったチェックを行うというダブルチェック体制がとられているということは、これまでも繰り返し報告させていただいているところであります。
 県としては、国のチェックしたものをさらに原子力の専門家も含めた原子力環境安全管理協議会において、委員の皆様の審議をいただいてチェックしている形でこれまでもやってきております。

◆盛本芳久 委員  何遍も言っていることなので繰り返しになりますけれども、ぜひそこを検討していただいて、こういうことが続くことにならないように、やっぱり新たな何か考え方、発想でやっていただきたいなということを言っておきます。

総務企画委員会 会議記録

10月20日(火曜日)

(総務部関係)
・ 平成21年給与勧告等の概要について

(危機管理監室関係)
 (1) 志賀原子力発電所の安全協定等に基づく連絡事象の発生について
 (2) 平成21年度石川県国民保護共同訓練の概要について
 (3) 平成21年度石川県原子力防災訓練の概要について

(企画振興部関係)
 (1) 北陸新幹線(長野・金沢間)工事実施計画(その2)の認可について
 (2) いしかわ国連スタディビジット・プログラムについて

(県民文化局関係)
 ・ 多重債務者対策について

 

人事委員会勧告に関連して

◆盛本芳久 委員  人事委員会の勧告についてですけれども、給料もボーナスも減るということで、平均で年間15万円ぐらいと報道されておりましたけれども、公務員にとっては大変厳しいなと思います。これがまた民間給与にも影響を与えてくるのではないかということで、デフレも進んでおりますし、そういうスパイラルが続いて内需が減退していくようなことも心配されるわけですけれども、その辺の影響まで考えておられるのか、試算しておられるかどうかわかりませんけれども、もしその辺がありましたらひとつお聞きしたい。
  しかし、厳しい状況ですから公務員も仕方がないなと、こういうふうに考えている方もいるかもしれませんが、今一番やっぱり公務員の皆さんが望んでいるのは恐らく超過勤務の縮減という問題ではないかと思います。これはサービス残業を含めてですけれども、確かに勤務時間が15分短くなるという、これはいろいろ子育て世代とかそういうところにとっては還元されることもあるかもしれませんけれども、現実はやっぱり超過勤務が大変なことになっている。そのことで健康の問題、それからワーク・ライフ・バランスどころじゃないという話もあるわけでして、それは今後の検討課題というところにも出ておりますけれども、超過勤務、サービス残業を縮減させていく、その辺のこれからの勧告、報告ですか。勧告に基づいた取り組みを具体的にやっていかなければならないのではないか。合理化、効率化という言葉を部長が今おっしゃいましたけれども、それをどのような方向で進めていくのか、本格的に検討していただきたいと思うのですけれども、その2点をよろしくお願いします。

◎荒井仁志 総務部長  今、人事委員会から勧告をいただいたところでありますので、この実施につきましては、これから十分勧告制度の趣旨を尊重しつつ検討を行っていくことになろうかと思いますが、まだこの試算につきましては最終的には行っていないところであります。
  そしてまた、超過勤務につきましては、今回この勧告を受ける以前から、これはもう非常に大事な問題であります。この縮減に向けて、県庁一斉、ノー残業デーも設けておりますし、あらゆる面から超過勤務の縮減に向けた取り組みを行っておりますが、なお一層今後今のような事態を踏まえまして、しっかりと取り組んでいくことが必要であると認識しております。

◆盛本芳久 委員  公務員の皆さん、一生懸命県民のために働かなければならないと、こう思っておられるわけであります。と思いますけれども、公務員といえども人間ですからやっぱりモチベーションの問題もあると思います。ですから、そこら辺の士気が高まるような方向性はぜひ勤務時間縮減の問題で出していただきたいと言っておきたいと思います。

志賀原発またまた続くトラブルについて

  2点目は、志賀原発の問題です。毎回こんなことを質問しなければならないというのも残念な話ですけれども、県が文書によって指導したということですが、私、臨界事故のときにあれを再発防止ということで対策をして、検証委員会が発足して、そしてそれがことしの3月に検証委員会の中でその対策の進捗率は100%だと。それで運転を再開してよいと、こういうことになって運転が再開されたのですけれども、その後、1年もたたないうちにこういうことが次々と起こっているのは、やっぱり何か構造的な問題があるのではないかと思わざるを得ないわけです。
  それが文書による指導、呼んで来てもらって話をすると、そんなことで解決していくのかなということを大変疑問に思うのですけれども、臨界事故のときの検証委員会の100%、今回の問題というのは、あれはあれで終わった話になっているのか、やっぱりあれは単なる紙だけの話で終わっていたのではないかと、そんなことを思われる県民もたくさんおられるわけです。そこら辺についてまずどういうふうに考えられますか。

◎西和喜雄 危機管理監  御指摘のとおり、私どもも大変遺憾な事態が続いているという認識であります。
  今回の事象は、さきの委員会でも説明いたしましたが、作業ミスに起因すると思われるトラブルが連続して発生していることであります。それで私ども先ほどの冒頭の説明でも申し上げましたが、注意するように、臨界事故のことも反省を踏まえてこれまで北陸電力では対応をとらされてきたとは思いますが、実際にこういう事象が連続していることで、事態を重く見まして、文書による注意をしたということであります。
  私どもとしては、北陸電力には安全を第一に、それから安全・安心が信頼のもとになるということを肝に銘じていただいて、住民の皆さんから信頼される発電所運営に努めていただきたいと思っております。

◆盛本芳久 委員  これは定期点検中でありますけれども、いろんな関連会社、協力会社の仕事の中身だろうと思いますけれども、そこも含めてやはりしっかりとした管理をやっていただかなければならない。それはもちろんそんな話もされていることと思いますけれども、私はやはりその辺のところをもう一度きちっと点検していく必要が県としてはあるのではないかと思います。
  今回のトラブルというか事故というか、それは安全には直接かかわりがないという話もありますけれども、小さなそういうものが、軽微なものが幾つかあって、そしてその背後にはまた異常があってと。有名なハインリッヒの法則というのがありますけれども、一つの大事故が起こるときには29の軽微な事故があって、その背後には300の異常があると。そんな中で事故が起こってくるわけですから、やはりこれは大した問題じゃないのだという重大な認識をしておられると危機管理監もおっしゃっていますけれども、やはりそこはきちんとした点検をしていただきたい。
  今回の定期点検が終了したらすぐまた運転再開ということも報道されておりますけれども、私はもうちょっときちっとした形の中でないと再開を認めてはいけないのではないかと思っているのですけれども、今後の点検後の運転開始についてはどういうふうにお考えでしょうか。

◎西和喜雄 危機管理監  昨日、原子力環境安全管理協議会で委員の皆さんにも御議論をいただきました。大変厳しい意見を委員の皆さんからいただきました。私どもとしては、昨日の委員会で北陸電力から報告がありました個別の案件に対する再発防止対策の実施状況を立入調査により確認を行っていくことにしております。
  また、北陸電力が新たに実施するとしております、今お話にありました協力会社を含めた入所時における下請業者まで含めた全作業員へのヒューマンエラーの低減防止に係る教育や、それから協力会社の方のマイプラント意識が不足しているのではないかという今の委員のお話もそういうことかなと思いますが、そういうことの実施状況についても確認していきたいと思っております。

◆盛本芳久 委員  こんな原因で起こって、こういう対策をとりました、こういうふうにいたします。それならそうですか、頑張ってくださいと、そういう形が今まで続いてきたわけですけれども、そこはやっぱり先ほども言いましたけれども、構造的な問題はあると思うので、そこをぜひ切り込んでいただきたいということを言っておきたいと思います。
  それからもう一つ、原発について、タービンを取りかえることで、前に使っていたものを、新たに施設をつくってそこへ入れるという話がありましたけれども、これは一応低レベルの放射性廃棄物になると思うのですけれども、それはあそこの志賀原発の敷地にずっと置かれていくことになるのか。普通の廃棄物であれば、そういう施設へ移すとかそんなことがあるわけですけれども、タービンはそのままそこにずっと置かれた状態なのか。いろいろプルサーマルの話もありますけれど、廃棄物がどんどん原発の中にたまっていくという、そういうことを大変懸念するのですけれども、これは法的な何かがあるのかもしれませんけど、そこはどうなっていくのでしょうか。

◎中島和弘 危機管理監室原子力安全対策室長  今、御指摘がありましたように、タービンを取りかえました後は低レベル放射性廃棄物ということになります。御存じのように、低レベル放射性廃棄物につきましては青森県六ヶ所村に低レベル放射性廃棄物の施設がありますので、そちらへすぐ持っていくことも可能なわけですけれども、北陸電力からは今回のタービンについての材料、金属としての材料が資源として有効なものであるといったことから、将来、放射性のレベルが十分に低くなった際におきましては、放射性廃棄物として取り扱う必要がないとするクリアランス制度、これが国のほうでできておりますので、この適用を受けまして一般金属資材としてリサイクルを行いたいと考えているとのことで、当面の間につきましては敷地内で保存することで聞いております。

◆盛本芳久 委員  それがどんなものになっていくのか、鉄材になるのかフライパンになるのか知りませんけれども。そういう状態のものを何年もそこへ置いておくのかどうなのか、それはわかりませんけれども、しかし疑問があることは言っておきたいと思います。

国民保護実動訓練について

  もう一つだけ済みません。簡単に言いますけれども。
  国民保護の共同訓練の話がありましたけれど、たしか去年は図上訓練でしたでしょうか、実動の訓練はおととし七尾でありましたね。ことしはなぜ実動の形でやっていくことが必要なのか。あるいはどうして七尾でまたやるのかということに疑問があります。私はいろんな情勢から見てもこの訓練については図上訓練等でそれぞれの部署の人たちの連携ができるという、そこで十分だと思います。災害に対する訓練等はいろんなところでやられているわけでありますし、地域でもやっていますし、県の防災訓練もありますし、これに限ったものは果たして必要なのかということをひとつ思うので、図上訓練でいいのではないかと思うのですが、その辺についてお聞きしたいと思います。
  あと、七尾での訓練、おととしも私見ましたけれども、テロリストを港に追い込んで、そこで銃撃戦をやって挟み打ちをして捕まえるという、何かえらい恐ろしいショーのようなものが行われておりました。やはりあれも何といいますか、県民に対するアピール、海上保安庁あるいは自衛隊のアピールにしか私はちょっと見えないのですけれども。
  今、東アジアの共同体構想とかそんなことがある中で、やたらそういうことを余りあおるようなことはしないほうがいいのではないかと私は思います。
  それから、訓練の中身、避難のときも自衛隊が守ってついていくような格好になっておりますけど、もしもそういうことがあった場合は、軍が一緒についていれば私は余計危険だと思います。その辺についていろいろ疑問があるのですけれども、全体的に見直すお考えはないのか。もっと縮小していく方向はないのか、その辺、要望も含めてですけれども、まとめてお聞きしたいと思います。

◎西和喜雄 危機管理監  大規模テロなど緊急事態、それから武力攻撃事態において県民の安全・安心の確保を図ることは県の重要な責務であります。
 県はこれまで18年1月に国民保護計画を作成いたしましたが、その後、18年度、19年度、20年度と訓練を実施してきております。
  今、訓練の内容についてはお話のように、昨年は図上訓練、その前の年は実動訓練と交互に訓練を実施して関係機関相互の連携確認をしっかりやっていきたいということで訓練を実施しておるものでありまして、図上訓練だけでいいとは考えておりません。実動訓練も大切であると。実際の現場においての確認も大切であると考えて、今後ともこういう考え方で訓練を進めていきたいと考えております。
  以前に金沢のコンビナートでも実施いたしましたし、七尾でも。コンビナートというのは、生活環境保全施設というふうに国民保護上守るべき施設となっておりますので、そういう観点もあって七尾のコンビナート。また、コンビナートはコンビナート防災法というものに指定されておりますので、そういうこともありまして七尾のコンビナートで訓練を実施しているということであります。

総務企画委員会 会議記録

9月25日(金曜日)

(総務部関係)
(1) 付託案件
  議案第1号中関係分、同第15号中関係分
  報告第1号、請願第75号、同第83号
(2) 報告事項
  ・平成20年度決算に係る健全化判断比率等について

(危機管理監室関係)
(1) 付託案件
  議案第1号中関係分
(2) 報告事項
  ①志賀原子力発電所2号機のタービン保管庫新設に係る北陸電力からの事前了解の申し入れについて
  ②県民防災フォーラムの開催について

(企画振興部関係)
(1) 付託案件
  議案第1号中関係分、同第4号
(2) 報告事項
  ①「石川県新長期構想(改定)」の実施状況について
  ②「小松・静岡便アンケート調査の実施について

(県民文化局関係)
(1) 付託案件
  議案第1号中関係分
(2) 報告事項
  ・「兼六園周辺文化の森ミュージアムウィーク」の開催について

 

志賀原発の相次ぐトラブルについて

◆盛本芳久 委員  関連して、まず原発についてですけれども、余りに異物混入というのが短期間、この期間に集中している感じがするのです。やっぱり重大な状況だと感じておられるのかどうなのか。そこをお聞きしたいと思います。

◎西和喜雄 危機管理監  先ほども御説明しましたが、私のほうで北陸電力の幹部の方をお呼びして注意をしたことは、県として非常に重大なことであるという認識であると御理解いただきたいと思っております。

◆盛本芳久 委員  そうすると、今の尾西委員の質問に対する答弁、室長も危機管理監も、何か北陸電力が答弁しているような、そんなふうに聞こえるわけです。やはりそういう認識を持っておられるということであれば、本当にどのような姿勢でどういう指導をしてきたのか、その辺をもうちょっと知りたいところなのですけれども、やっぱり最終的にはそういうことが起こってきたときに、北陸電力に対して県がどういう態度をとるかというところが重要になってくると思うのですけれども、新潟などでいえば、微量の放射性物質の漏れがあって、そして知事が停止を要請したり、そういうようなこともしているわけで、こういうことが続くようであれば、やっぱり県からの要請なりそういうことも考えながらやっていくというそういう態度を示していかないと県民の安心感も得られませんし、これから続くようであれば、そういうこともぜひ考えていただきたいと思うのですけれども、どうでしょうか。

◎西和喜雄 危機管理監  今回の事象が連続しているのは、今、2号機の運転をしておりませんので、定期検査中の作業に伴う、いわゆる言ってみれば作業ミスということで、今のような事象が重なって起きたことで、それは運転中ではないということがまず大前提にあります。よって、放射能が漏れるとかそういうことにはつながるものではありません。
 ただ、そういうような作業ミスが続くことは、住民の皆さんに大変な不安を与えるという認識の上で、私どもは北陸電力に対応しているつもりであります。

◆盛本芳久 委員  その異物がワイヤーブラシのワイヤーだと推定をされているようですけれども、具体的にそれをとって調べるということはできないという話も聞いております。それは余りに放射線量が多いからできないという話のようですけれども、炉内に入ることは大変なことなので、そういうことが起こってもらっては困るので、やはりこれからの対処の仕方も厳しい姿勢を示していただきたいということを要望しておきたいと思います。

広坂庁舎入居団体の移転問題について

 もう一つ、議会でも何人かの方が取り上げておられましたが、広坂庁舎の入居団体の移転問題。若者女性しごと情報館と生涯学習センターが厚生年金会館へ行って、そして教育事務所や社会教育団体が旧平和町養護学校へ、こういうことで話が進んでいるようなのですが、広坂庁舎には年間20万人ぐらいの方々が利用されているという数字を前に聞いたことがありますけれども、これがこの二つに分かれるということによって、厚生年金会館と旧平和町養護学校の利用者は、大体どういう数字になっていくという何か予想はされておりますか。

◎荒井仁志 総務部長  そこのところは今直ちに将来像をすべて見通した上で、今の移転をしているわけではありませんけれども、そこのところは移転後の状況もよく見ていく必要があろうかと思っております。

◆盛本芳久 委員  この社会教育団体と生涯学習センターはかなり密接に結びついている面がありますし、そこのネットワークが大事だというのは紐野委員も質問されておられましたけれども、その中で知事もそこは大事にしていかなくてはならないとこういうことでありまして、今のところは社会教育関係団体の要望を聞いて、そういう要望があればあっせんをしていくという、そういうことで臨んでおられるようですけれども、やはり生涯学習センターと一緒に厚生年金会館での活動を、人がたくさん集まるそういう活動をやっておられる団体であれば、生涯学習センターと同じ場所のほうが、いろいろと都合がいいということもあるだろうと思うのです。今はそこはすぱっと切って話は進んでいるようなのですけれども、そこら辺の融通というか、それは団体の要望みたいなものを聞き入れていく余地というのはあるのですか。キャパシティの問題もありますけれども。

◎荒井仁志 総務部長  今、市内のいわゆる空きスペースの問題がメーンになってくると思っておるのですけれども、現在、広坂庁舎に入っている団体、全部合わせますと5,000平米程度あるわけですが、そういう団体をどのように再配置していくかと。そんなことになろうかと思いますけれども、今、県の団体であります生涯学習センターですとか、あるいは若者女性しごと情報館、これらにつきましてはスペース的に厚生年金会館のほうへ入っていくことを、まずこれは押さえる必要があるかと。
 そしてまた、そのほかの団体につきましても、今まずは教育事務所が平和町養護学校のほうへ移転するということでありますので、スペース的に見ますとそちらに入っていただくことは可能であると見ておりますことから、団体のほうの要望が基本になるわけでありますが、それを基礎といたしまして、今、平和町養護のほうにあっせんをさせていただいておる状況であります。
 現在の状況を申しますと、先般、説明会を開催させていただいておりますけれども、基本的にはおおむね理解が得られておるのではないかと考えております。
 また先ほどお話ありました入居後の活動というものも、やはりしっかり見ていく必要がありますので、こういった点につきましては関係部局において十分検討をなされるものであると理解しておるところであります。

◆盛本芳久 委員  いろんな人が集まってくることになれば、これはやっぱり中心部のほうが交通の便もよいですし、そちらのほうがよいという思いがあるのも自然でしょうし、いろんな思いがあると思うので、やはり基本的に人が活動する、そしてにぎわい創出とか、あるいは生涯学習センターとの関係性とかそういうことを考慮に入れて要望をしっかり聞いていただいて、スムーズに事が運ぶようにぜひお願いしたいと思っております。

総務企画委員会 会議記録

8月11日(火曜日)

所管事務調査について

(総務部関係)
(1) 平成21年第4回県議会定例会提出予定案件について
(2) 「夏休み親子職場見学」の実施について

(危機管理監室関係)
(1) 平成21年第4回県議会定例会提出予定案件について
(2) 平成21年度(第50回)石川県防災総合訓練の概要について

(企画振興部関係)
(1) 平成21年第4回県議会定例会提出予定案件について
(2) STEP21重点プロジェクトワーキンググループの設置について
(3) 北陸新幹線長野・金沢間工事実施計画(その2)の認可について

(県民文化局関係)
(1) 平成21年第4回県議会定例会提出予定案件について
(2) 「本願寺展 世界遺産の歴史と至宝」の開催について

 

石川県防災訓練について

◆盛本芳久 委員  防災訓練についてお聞きしたいと思います。
 訓練は原発防災あるいは国民保護訓練などが今後開かれると思うのですが、今回の訓練は、想定というものがここに載っているのですけれども、起こる可能性が高いという被害の想定なり、そういうものを基本にして訓練をするのが最も意味があると思うのですけれども、この想定は概要が書かれているのだろうと思うのですけれども、どの程度細かいところまで想定されているのですか。
 例えば、どこの断層がどうなっているとか、あるいは川の堤防が、どこが決壊するという想定をしているとか、その辺、どの辺まで考えられているのかということをちょっとお聞きしたいのですが。


◎西和喜雄 危機管理監  これはそれぞれ現地で訓練をやる場所を決めております。それぞれの現地での条件を踏まえた訓練をするということにしておりますし、訓練するときの大前提といたしましては、どういう災害が発生するかという前提条件が要るわけでありますが、それがここに書いてありますようなマグニチュード7という相当大きい地震があるということと、それから今回の場合は手取川になりますが、決壊のおそれがあると。前日から雨が降っていて、かなり川の水位が上昇している中でさらに雨が降って決壊のおそれ、越水のおそれがあるというような前提をつくりまして、それで訓練をするという形をいたしております。
 訓練のための訓練というよりも、条件を設定して、その立地条件にあわせてやっていくという、基本的な考え方はそういうことであります。


◆盛本芳久 委員  ちょっとよくわからないのですけれども、どこの場所で何が起こるかということは基本的にはわからないわけですけれども、どこかで何かが起こって、こういうことが起こったときにはこういうことをやるとか、こういう連絡体制をとるとか、そういう訓練なのか、あるいは能美市というところでやるわけですから、能美市というこの地域に応じて、こういうことがかなり高い確率で想定をされるから、それに対応して訓練するのか。その辺がちょっとはっきりわからないのです。
 地域的にここでやるという意義というか、そういうことも。これは能登とかいろんな場所でやっていますから、それぞれ意味があるのかなと思うのですけれども、そこら辺はどうなのでしょう。


◎西和喜雄 危機管理監  この訓練をする大きな目的というのは、実際に訓練を積み重ねて災害の防除技術の向上を図ることであります。
 そういう意味で、私どものほうは毎年加賀と能登という形で、県内各地で実際のこういう訓練を、総合防災訓練ですからいろんな訓練をやります。そういう考え方で、県内各地でやらせていただいていると。市町と協力してやっているということでありますし、また、それぞれの地域の特性、それから最近の災害の発生状況といいますか、今回の場合は能登半島地震や去年の浅野川の集中豪雨というようなことを踏まえて、どういう訓練種目がよいかということを総合的に考えて訓練の中身を決めております。
 それで、参加していただく防災機関ともよく相談をして、実際の実践的な訓練になるようにということを旨として訓練計画を立てて、実際にやるという考え方であります。


◆盛本芳久 委員  別に私は意味がないと言っているわけではないのですけれども、やはりどこの場所でどういうことが起こって、そして家屋がたくさん倒壊するなら、この辺のところはこういうぐあいになるとか、そこら辺までしてやったほうが参加される方も臨場感も緊迫感を持ってやれるのではないかと素人的に思っているのですけれども、その辺の想定をもうちょっと細かくしてもいいのかなというような思いがします。
 訓練が行われた後、うまくいきましたとか、御協力ありがとうございました、そういう話は聞くのですけれども、いろんな訓練することによって、まずかった点とか、そういういろんな検証というものはどういうふうにされて、そして参加した人の意見なども聞くということもされているのかどうか。あるいはこういうふうにやりましたけどこういうふうに改善しましたという、そういうものをフィードバックするというような形はどんなものになっているのか、それをもう一つお聞かせください。


◎西和喜雄 危機管理監  毎年、訓練計画を立てるときにはおっしゃったような観点から検討を加えてその年の訓練をするということと、もう一つ、能登半島地震の検証委員会でいただきました訓練はこういう形でやったほうがいいという御提言もいただいておりますので、それを踏まえて昨年度も実践的な自主防災組織の訓練ということで倒壊家屋からの避難訓練とか、いろんな新しいメニューもこれまでも取り組んできておるところでありまして、ことしもそういう検討委員会で御検討いただいたことも踏まえて、それからこれまでの経験も踏まえて、それと最近の事象に対応する訓練という形でこういう訓練の計画をしております。


◆盛本芳久 委員  これが終わった事後の処理の仕方というか、システムがどうなっているのかなということをお聞きしたのですけれども。


◎西和喜雄 危機管理監  これが終わりました後には、またその反省といいますか、それは各関係機関に御意見をお聞きして、そういうことも踏まえて、またそれが次の計画につながっていくというような形で考えております。

環境国際シンポジウムについて

◆盛本芳久 委員  冒頭にちょっと報告がありましたけれども、環境国際シンポジウムですけれども、私も参加させていただきまして大変いい中身だったなという印象を持ったのですけれども、何かあそこで終わってしまってはちょっともったいないなという感じがしたのですけれども、いろんな記録等もとってあるでしょうし、これからいろんな、どんなところを、いろいろ使っていく予定はあるのではないかと思うのですけど、何か予定はありますか。


◎俵幸嗣 企画振興部次長[高等教育担当]  シンポジウムに参加いただきありがとうございました。
 あそこで冒頭にDVDで約5分間、石川県の取り組みについて紹介をさせていただきました。これについては、輪島高校だとか幾つかのところから使いたいということがあるので、できるだけ多くの方々に石川県の取り組みを紹介するためにも使っていただきたいと思っています。
 それと、これは環境部との取り組みなのですが、この里山里海あるいは生物多様性といったシンポジウムのテーマについては、環境フェアだとか、あるいはこれから予定している里山フェアにおいても環境部と一緒になって取り組んでいきたいと思いますので、このシンポジウムをこれだけで終わらせないように努力をしていきたいと考えています。


◆盛本芳久 委員  あのDVDもよかったと思いますし、あとは3人の女性のトーキングもなかなかおもしろかったですし、シンポジウムもよかったので、何かそういう部分を、例えばインターネットに乗せていくとか、テレビ番組になるかどうかわかりませんけど、そんなこととか何か環境という面もあったのですけれども、地域活性化という面でも大変、どっちかというとそっちのほうが主だったような気もしますけれども、もっと活用していいのではないかと思って、工夫をまたしていただきたいと思います。


◎俵幸嗣 企画振興部次長[高等教育担当]  今お話がありましたように、参加者の中からも地域づくりとか地域活性化という視点でも非常によかったというお言葉をいただきました。
 今、御意見ありましたけれども、参加者の了解を得なければいけないので、これからやりたいなと思っていますがホームページにも乗せて広く紹介していきたいと考えています。


 

総務企画委員会 会議記録

7月28日(火曜日)

(総務部関係)
(1) 平成21年度「人権啓発推進月間」の取組みについて
(2) 平成20年度県税収入決算について

(危機管理監室関係)
 ・ 被災建物被害認定研修会の開催について

(企画振興部関係)
(1) 小松空港国内線サマーキャンペーンの実施について
(2) 能登空港の利用促進に向けた取り組みについて
(3) 「環境国際シンポジウムin能登」の開催について
(4) 珠洲市におけるアナログ放送の一時休止について
(5) のと鉄道㈱の経営状況(平成20年度決算)について

(県民文化局関係)
(1) 社会参加マッチング事業「NPO出会い空間2009」の開催について
(2) 「消費生活相談員養成ゼミナール」の開催について

 

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 7月28日開催された総務企画委員会において,旧県庁跡地にある広坂庁舎の今後について答弁がありました。

 現在生涯学習センターや就職者支援センター,ジョブカフェなどが入居する広坂庁舎は,遅くとも2015年までに解体撤去し緑地化することととなっていました。しかし,現在ここを利用している各種団体の新しい入居先については決まっていませんでした。
 この金沢市中心部の交通アクセスもよい場所は,利用者にとって離れがたい場所であり,年間20万人にも上る市民が利用し,中心市街地の活性化にも貢献していました。そこで,広坂庁舎の解体についても疑問視する声もありました。また,ここを残してほしいという議会請願も提出されたこともあります。

 今回の委員会での企画振興部長の説明は,「広坂庁舎入居団体の移転先として現在の厚生年金会館(北陸電力の取得が決定し,ホール機能は残す)のホール以外の部分を検討する。そのために,この部分を県が取得する。取得経費は国補正予算の補助を受けることが可能。このための補正を9月議会で行うことを検討する。」というものでした。

 現在入居団体のすべてが厚生年金会館に移転するかどうかは不透明ですが,県が直接関与する団体から優先的に移転する旨の説明もありました。とりあえず,先が少し見えてきたようです。今後,撤去移転の計画の具体的内容や,これに伴う問題点等がないかどうか関係の皆さんの意見を聞いていきたいと思います。

総務企画委員会 会議記録

6月25日(木曜日)

付託案件及び所管事務調査について

(総務部関係)
(1) 付託案件
 議案第1号中関係分、同第3号ないし同第5号
 報告第5号中関係分、請願第63号、同第64号
(2) 報告事項
 ① 石川県の財政状況について
 ② 行財政改革大綱2007 平成20年度実施状況及び平成21年度実施計画

(危機管理監室関係)
(1) 付託案件
 議案第1号中関係分
(2) 報告事項
 ① 夏休み防災教室の開催について
 ② 北朝鮮の核実験に対する県の対応について

(企画振興部関係)
(1) 付託案件
 議案第1号中関係分、同第6号
 報告第5号中関係分、同第9号
(2) 報告事項
 ① 能登半島地震復興基金による支援事業の執行状況について
 ②「能登丼」夏秋メニューのスタートについて
 ③ 能登・羽田便に係る7年目の搭乗率保証制度について
 ④ 小松・静岡便就航記念事業の概要について
 ⑤ 整備新幹線関係中央要請について

(県民文化局関係)
(1) 付託案件
 議案第1号中関係分
 報告第5号中関係分、同第10号ないし同第13号
(2) 報告事項
 ①「加賀百万石の文化講座」の開催について
 ②「2009年男女共同参画のつどい」の開催について

 

夏休み防災教室について

◆盛本芳久 委員  夏休み防災教室の開催という提案がありますけれども、意味のある取り組みだろうと思いますけれども、今年度、開催校が能登、加賀に行っています。金沢はどうなっているのか。決め方を何か応募してもらってやっているのかということをお聞かせ願いたいことと、来年度以降、計画的にずっとやっていくのかということ。
 それから、夏休み中ということでありますけれども、宿泊も伴っていて、市、町、消防、学校の協力を得てということになっていますけれども、学校はどの程度かかわるのか。オーバーワークになっている学校もまたまた大変だなと思っているのですけれども、どれぐらいの教職員なり、そういうものはどの程度かかわるのか、ちょっとお聞かせください。


◎西和喜雄 危機管理監  今回、ことしからということで、4校、県内各地の小学校で実習をしていただくことになっております。この学校の決め方でありますが、県の教育委員会と私ども相談をいたしまして、各学校の意向も把握しながら対象校を決めたという経緯であります。
 ことしはたまたま金沢市はおりませんが、決して金沢市を外したということではありませんので、教育委員会と相談した結果、ことしはこの4校で実施をさせていただくということであります。
 それから、来年度以降につきましても、我々としてはぜひ継続したいという思いはありますが、ことしの結果も見ながら検討させていただきたいと思っております。
 それから、実際に学校の行事という形の中でも位置づけしていただくと思っておりますので、先生方にも御協力をいただこうと思っておりますが、基本的には私どもの職員、それから市町の職員、それから消防の職員が連携して取り組みたいと考えております。

交流居住・二地域居住について

◆盛本芳久 委員  今から夏、観光シーズンあるいはお盆も迎え、秋には大型の連休等もあるので、今の時期にちょっと質問させていただきたいと思っているのですけれども。
 復興基金のプログラムにもありましたけれども、交流居住、二地域居住、この取り組みについてなのですけれども、1年ぐらい前の定例会でいしかわ暮らし促進事業というのが17年から19年に行われていて、4家族41人が移住をしたと、こんな数字を聞いているのですが、その後、ポータルサイトができた、NPOに支援をすると。このようなことで交流居住促進していくという取り組み、県が積極的にやっているということですが、その後、どんなような進捗状況になっておるか、これをまず聞かせてください。


◎阿久澤孝 企画振興部長  現在、交流居住だとか、また二地域居住というものを推進するために、これまで全国的な交流居住、関連イベントを活用いたしました移住希望者への情報提供といったものを実施するほか、また平成20年度から新たに移住や交流を推進する全国的な組織のポータルサイトを活用いたしまして、これは交流居住に関する市や町の取り組みの情報発信を開始したところであります。
 また、例えば能登の地酒列車だとか、奥能登、珠洲のでか山祭りなど、また住民が主体となって大都市圏との会員の中の交流を創出するイベントの開催に対しましても、先ほど申し上げました基金なども活用しながら、積極的に支援をしているところであります。
 また、さらに人口減少が著しい能登地域におきましては、交流区域に関心のある方々へ情報提供や、またさまざまな相談への対応を行う地元NPO法人の活動に対しましても、平成20年度から復興基金を活用して支援しておりまして、これは委員御指摘がありましたけれども、同法人では現在までに田舎体験モニターツアーなどの実施、またさらに体験インストラクター養成講座の開催だとか、またホームページを活用した情報発信などに取り組んでいるところと聞いておるところであります。
 さらには、これに加えまして、こうした移住や交流を行う受け入れ組織について、新設の動きなどもありまして、今後、こういった民間主導による受入体制の整備が他の市や町にも拡大することを期待するとともに、県としてもしっかりとサポートしていきたいと考えております。


◆盛本芳久 委員  それはいいのですが、実績がどうなのかなということを私はちょっと聞きたかったのですけれども。


◎阿久澤孝 企画振興部長  済みません。実績ということになりますと、いろいろとそういう活動をしてきたという話に加えてあるとすると、先ほど言いましたNPO法人での活動で、田舎体験モニターツアーなどの実施などによりまして、180人ぐらいがこれに参加してもらっているとか、また、体験インストラクター養成講座などの開催で大体100人ぐらいこういったものを受講していただいているとか、そういった実績があります。


◆盛本芳久 委員  種をまいているという段階なのかもしれませんけれども、これが進んでいる県も相当あると聞いておりますので、続けて本格的に二地域居住始まったと。移住が進むとか、そういうことをまたお願いしたいと思うのですが、そういうことで、これからお盆の里帰りをされる方もたくさんいらっしゃるし、先ほど言った秋の大型連休もありますし、石川県に本当にかかわりのある人が戻ってくる、観光とはまた別に実家へ戻ってくるとか、あるいは空き家になっているけれどもそこを訪れるとか、墓参りにだけ来るとか、いろいろそういう石川県のつながりのある人が来るというそれを利用して、能登へ戻ってきませんかとか、石川県で暮らしませんかとか、何カ月間はこっちで暮らしましょうとか、そういう働きかけをぜひ、今の機会をとらえてやるべきだろうと思っておるのですけれども、空港だとか駅だとか、あるいは有料道路とか、そういうところも通過をしているわけですから、そういうところを利用して、ほかにアイデアがあるのか、その辺のこれからの意気込み聞かせていただいて、終わりたいと思います。


◎阿久澤孝 企画振興部長  県といたしましても、先ほど申し上げましたような形で、交流居住に関心のある方々を対象にしたイベントなども参加をして積極的に情報提供してきますし、また委員御指摘の石川県ゆかりの方々ということでありますけれども、例えば首都圏に住む石川県ゆかりの方々の交流、相互の交流を目的としまして、首都圏、石川交流会などを開催し、また全国各地で開催される県人会に積極的に参加をしていくなど、そういった形での石川のPRなどにも努めているところでありまして、今後ともそうした取り組みというのはしっかり行っていきたいと、このように考えております。