石川県議会議員 盛本芳久

2010年4月 建設委員会報告

4月21日(水) 建設委員会

 報告事項
(土木部関係)
 (1) 平成22年度土木行政主要施策の概要について
 (2) 辰巳ダムの現況について
 (3) 変更請負契約締結の専決処分について
   ・ 一級河川粟津川広域基幹河川改修工事(放水路トンネル)
 (4) 輪島港マリンタウン(旅客船岸壁)供用式について
(土地・住宅公社関係)
 ・ 平成22年度土地・住宅公社事業の概要について
(道路公社関係)
 ・ 平成22年度道路公社事業の概要について

歩道の整備について

◆盛本芳久 委員  ちょっと歩道のことについてお聞きしたいんですけれども、交通安全の確保というような形で主要施策にも載っておりますけれども、歩道は平らで広ければ歩きやすくて大変いいんですけれども、昨年雪も結構降りまして歩道が、細かい話ですけれども、ちょっと傾斜をしている。特に車が店舗に出入りするとか、いろんなそういう場所で途中で斜めになっていたりと、そういう場所が結構あるように思うのです。思い浮かんでいるのは、日銀の前のバス停のあたりなんかかなりきついんですけれども、ああいうところ雪が降ると大変危険で、ひっくり返りそうになったという話は結構聞くんですけれども、あんなような道路というのはほかにも幾つか聞いているんですが、それは法的にどうなっているのかわからないんですけれども、何とかならないのかなということなんですけれども、ちょっとお聞きをしたいんです。

◎山岸勇 道路整備課長  今ほどの御質問でございますが、歩道上での勾配ということでございますので、勾配については路面に降りました排水を処理するということで勾配がついている状況にありますけれども、今ほど委員御指摘のように、バリアフリーというような観点の中で、私ども必要な、特に歩行者の多いところとか駅周辺とか、そういったところにつきましては重点的に歩きやすい環境ということで、少しずつそういうものを改良するというような取り組みをしてございます。

◆盛本芳久 委員  バリアフリーという確かに、車いすなんかではとてもこうなっていってしまいますし、最近、手押し的に歩いておられると、お年寄りとか不自由な方とか、とても歩けないというような感じなので、車のことを考えればすっと傾斜があって入りやすいかもしれませんけれども、何か歩く部分はせめてフラットにして、あと車が入るところは若干急なことがあってもいいというような、何かそういうことをぜひ工夫ができないのかなと。これは、狭いところでも寺町の山側のあのあたりでもかなり斜めになって、歩いているうちにどんどんこうなっていくというお年寄りの話が結構あるんですね。そんなところを細かいところをぜひ目配りをしていただきたいなと思っておるんですが。

◎植田剛史 土木部長  御指摘のとおりでございまして、私も子供が小さいときにベビーカーを押しているときにまさに同じようなことを思ったことがありますけれども、最近、特に金沢では余りやってないのかもしれませんが、能登のほうに行きますと、やはり高齢の方が多いということで、地域の要望としても車が突っ込んでこないように縁石だけを残して、段差を解消するような歩道のタイプにしてくださいといった要望がよく上がってきます。
 それに対しまして、バリアフリーということも含めまして、そういった対応でやっているところもございますので、できるだけ今後はそういうきめ細かに地域の要望等も把握しながら進めていきたいと思いますが、一度つくってしまったものを全部全面的にやりかえるとなると、これまた非常に大変なことにもなりますので、そこはいろいろ地域の実情に応じながら、少しずつ対応できればというふうに考えております。