里山里海と生物多様性を学ぶセミナー「日本の里から世界の里へ」が6日に開催され,午前中の日本の里100選の中の地域8か所からの現地報告がありました。
日本には,さまざまな里があります。里山,里海,浜,島などです。
今回のセミナーで印象に残ったのは,その離島である山口県祝島からの現地報告です。
この島では1100年前からの祭りが4年に1回今でも行われています。そこで豊かな人間のつながりが継続されています。一方,この離島で暮らすために人間の営みを変えてきた歴史もあります。化学肥料が多く必要なミカン栽培を,自然の力で育てることができるビワにし,島の産業に位置付いて来たといいます。持続可能な島を,このように何かを変えることで実現しているということです。
しかし,この島の目と鼻の先に,上関原発の建設が計画されているというのです。まったくどちらの方が人間の知恵があるのか,答えははっきりしているでしょう。
他の7つの地域の報告も,今人間がやるべき生き方,地域の作り方のいくつかの形を示していたのではないかと思います。石川県も里山・里海をテーマに生物多様性確保のとりくみを進めています。大いに参考となるセミナーでした。
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