社民党石川県連合は,「社民党スクール」を14日教育会館で開催しました。政審会長の阿部知子衆議院議員の講演,中山千夏vs松崎菊也トークライブの2部構成です。
阿部政審会長は,連立政権の中で社民党は,生活再建を図るため福祉・平和政策を中心に,連立政権樹立時の政策合意の内容をまず優先して実現させると述べました。後期高齢者医療制度の廃止や,労働者派遣法を保護法に抜本改正していくこと,緊急雇用対策,日米地位協定の改定など社民党の主張で政策合意内容に盛り込まれたものを早急に実現していきたいとしました。
現在,行われている民主党の事業仕分けについては,予算の抜本見直しの重要性は認めながらも,仕分け人の様子に権力的なものを感じる,権力を持った者は権力に抑制的でなければならないと述べました。
国民も,これまで見ることのなかった議論の公開によって,政治に近づき,声を反映できるという実感を得ていると思います。しかし,強いものに流れていく危うさも感じます。自民党という権力から民主党という権力に乗り換えたということだけでは,政治の変革とはならないでしょう。
社民党は,権力から最も遠く,弱い立場におかれた人々の視点を忘れることなく,堂々としかも地道に活動を継続していかなければならないと思います。国会議員に大いに期待しながら,地方でも浮かれずがんばりたいと思います。
第2部の「中山千夏vs松崎菊也トークライブ」は,2人の機知に富んだ痛快な会話に,参加者は,うなずき,笑いました。いま日本にたちこめる晴れない空気を吹き飛ばすかのような自由な会話は,私たちに元気を与えてくれました。
中でも,「若い頃,こわくて堅い労働組合のオジサンたちの運動スタイルを敬遠していたが,今はそんな人たちは少なくなってしまった。なんかさびしい。」という中山千夏さんの指摘はまったく同感です。社民党を応援しているのではないといいながら,交流のある福島党首や辻本衆院議員への期待も話してくれました。党の結束を強化しながら,一方では,緩やかであるが応援してもらえる市民を増やしていくことも,社民党の大きな課題です。強さと権力ではなく,正義を求めるまじめさでがんばりたいですね。

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