開通直前の「八世乃洞門新トンネル」を歩く/総務企画委員会能登視察

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 総務企画委員会能登視察を10月20日・21日に行いました。
 20日午前中は総務企画委員会,人事委員会の引き下げ勧告や志賀原発のミス多発,国民保護訓練などについて質問を行いました。その午後から翌日の1日半を使っての視察です。

 1日目は穴水町商店街の地震からの復興状況,輪島市に昨年作られた永井豪記念館,輪島港のマリンタウンプロジェクトを視察しました。

RIMG0190.jpg 駅前から延びる商店街沿いの部分が集中的に被害を受けた穴水町ですが,区画整理事業によってしだいに復興が図られています。再建された住居や商店もいくつも見られましたが,自力再建が多いようです。しかし,商店街の皆さんが一体になって新しい街づくりにとりくんでおられるということでした。しかし,能登有料道路の穴水インター近くにあるショッピングモールは商店街に大きな影響を与えていることは確かです。どこの県に行っても,どこの町に行っても同じような風景の大規模店は本当に地域の皆さんを豊かにしているのか疑問です。私自身も身近な商店街を利用しようと思っていますが,ついつい車で・・・ということになりがちです。やはり見直したい地元商店街です。

RIMG0194.jpg永井豪記念館は輪島出身の漫画家永井豪さんの記念館(美術館)です。私が子どもの頃話題になった「ハレンチ学園」や「マジンガーゼット」「キューティーハニー」などの原作者,巨匠です。しかし,私はどれも読んだことがありません。しかし,マニアにはたまらない原画などのが展示されており,訪れるファンもまだまだ多いということでした。RIMG0199.jpg

 

 

 

 

 2日目は,地震で崩落した八世乃洞門ですが,これを修復するよりも経費などの面で採用となった新トンネル「八世の洞門新トンネル」,能登町(旧柳田村)のブルーベリー栽培と加工の「木の実ワイナリー」,「セミナーハウスやまびこ」での能登丼のとりくみ,グリーンツーリズムにとりくむ「春蘭の里」,「マクベス」のロングラン公演中の能登演劇堂を視察しました。

 11月1日開通予定の「八世乃洞門新トンネRIMG0201.jpgル」,開通式の前であり縁起もあり,今回の視察では車の通行は許されませんでしたが,歩いて内部の施設等の説明を受けながら歩いて通り抜けることができました。穏やかなカーブでの左右の傾斜が6%もあり,これは歩かないと傾斜の実感はわからないと思います。内部の照明は,ランニングコストの安いLEDも考えたようですが,機器そのものがまだ高価であるということで,水銀灯やハロゲン等になったということでした。
 輪島と珠洲をつなぐこのトンネル,1日4000台ぐらいの車が通過するということですが,通過できなかった時期の観光への影響は大きかったとのこと,完成後は珠洲側にポケットパークも設けられ,奥能登全体の交流人口の拡大が期待されます。

RIMG0204.jpg 柳田の「きのみワイナリー」は,ブルーベリーのワインやジャムを製造している小さな会社です。しかし,柳田地区の約100件の農家が,それぞれが小さな面積ながら無農薬で栽培をしているブルーベリーが原料です。試食させていただいた,ジャムもおいしかったのですが,そのままを冷凍したものは自然甘さが実においしいのです。毎日10粒とか決めて食べると,目には特にいいとのことでした。社長は0.5ぐらいだった視力が,今は1.5になったと言っておられました。私も早速ジャムを購入,試してみたいと思います。

 「能登丼」による能登観光・地域おこしのとりくみは,奥能登ウェルカムプロジェクトの食彩紀行部門 RIMG0206.jpgの中心プロジェクトです。能登こしひかりと能登の食材,器は能登産の器と箸,そして能登で調理したどんぶりであることが定義です。提供する店のとりくみには温度差があったり,観光客のクレームが出ることもあるなど,苦労も多くあるようです。しかし,人気は上々です。前向きなとりくみはますます人気上昇に繋がると思います。
RIMG0208.jpg ここセミナーハウス山びこでいただいた能登丼は「猿鬼丼」,牛丼と天丼の合体です。味も文句なし。そしてなんと器は,人間国宝角偉三郎さん作の合鹿椀(ごうろくわん)。何と豪華な1500円の能登丼でした。これからますます人気は高まると思います。楽しみです。

 この後,急遽「春蘭の里」を視察。ここも,元気に地域の豊かな自然と家と人という財産をフルに活用したグリーンツーリズムを展開する農家民宿群。進化を続けています。修学旅行生も増えつつあります。また近くの旧宮地小学校の校舎を活用した宿泊施設 RIMG0209.jpgも近年オープンして,民宿との相乗効果で予約も好調とのことでした。いつ会っても多田さんのパワーには脱帽です。

 

 

 

 

  中身の濃い今回の視察,最後は,無名塾の「マクベス」ロングラン公演中の,七尾市(旧中島町)の「能登演劇堂」です。公演は大人気,予約は満杯です。公演前の舞台を見せていただきました。舞台奥の扉も開けていただき,バックの本物の里山の風景が額縁の中に現れ,みんな大感動です。ここでもやはりキーワードは「自然」でしょうか。
RIMG0214.jpg ここでは,県庁時代お世話になった副市長の不嶋さん,高校同級生の経営企画課長平田くんに会うこともでき楽しいひと時でした。

 能登にはいいものがたくさんある。大事にして,全国の,世界の人々に知ってもらおう体験してもらおう。本当にそう思った能登視察でした。

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2009.3.27countup