廃プラ発電,熟年映画/総務企画委員会視察①

| コメント(0)

 総務企画常任委員会の県外視察1日目,北海道苫小牧市の廃プラスチック発電を行う株式会社サニックスエナジーとむかわ町の平均80歳の高齢者の映画製作集団のとりくみ「たんぼdeミュージカル」について視察を行いました。

RIMG0039_010.JPG サニックスエナジーの廃プラスチックの燃焼による発電施設は,厳密には新エネルギーあるいは再生可能エネルギーとは異なっています。石油から生産されたプラスチックを燃料として利用し,石油の消費を少しでも減らそうという資源の有効利用の一方策ということです。発電には主に企業から出る廃棄プラスチックのうち塩素を含まないものを燃料としています(ダイオキシン対策)。家庭から出る容器包装プラスチックは燃料としていません。発電出力は74,000kw,燃料は1日705tのプラスチックです。発電した電力は北海道電力に売却しています。1kw6円という説明がありました。採算性で言えばこの事業はプラマイ0という説明でした。
RIMG0047_012.JPG シロアリ駆除で事業を起こしたこの会社の環境への投資ということのようです。石油価格の今後の動向によっては,このような発電方法も重要になってくることも考えられるでしょう。

                          タービン部分 →

 

 

 

 むかわ町の高齢者が自ら作る映画創作活動,テレビなどでも取り上げられた「田んぼdeミュージカル」委員会のとりくみです。ここは,想像以上にすごい,深い活動でした。合併前の穂別町が行っていたマザーズフォレスト賞,これがまた大胆,町が勝手にその時期の旬の文化人を選び賞を授与し,町に来て自然体験させてあげますよという賞。その賞を受けた崔洋一監督の講演を聞いた町の高齢者が「俺たちにも映画創れるべか?」からはじまって,なんと3作が完成しているのです。
 この創作活動にかかわる高齢者はいわゆる「問題児」が多いようなのです。どんな人間がパワーを持っているのかというと,こういう話が多いです。そして,映画を作っている間は誰も死なないのだそうです。余命宣告を受けた人も映画で元気になり,医師が考えられないといっているという話や,じいちゃんが笑うようになったとか,ばあちゃんがおしゃれになったとか,人間が生きるとは何かを深く考えさせられます。勝つか負けるかではなく,「勝ったんだか負けたんだかわからん」という面白さが意欲をますます掻き立てているようでした。演じること,創造することがいかに人間に力を与えるのか,再認識しました。

 この日は2年ぶりに日本に台風が上陸,大きな被害が出ないことを祈ります。

コメントする

2011年8月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
△ 盛本よしひさWebサイト


2009.3.27countup