10月4日,東山の「椋」でハープコンサートが開かれました。会場は明治時代に建てられた材木を商う町屋を再生した建物です。オーナーは渡辺睦子さん,コンサートはNPO金澤町屋研究会が主催したものです。
ハープは稗島律子さん,このような近い距離でのハープ演奏の鑑賞は初めてです。洋楽器ですが,この日本家屋の空気に調和した,素敵な音色と旋律でした。楽器の解説もあり,楽しく勉強もできました。
私も,町屋やお寺や,ギャラリーなどでコラボレーションを何度かやってきましたが,この「椋」でもぜひ演奏してみたいと思います。
この町屋再生,新築するくらいの費用はかかるようですが,出来上がりを見ればその判断は素晴らしいと多くの人が感じます。100年近くも前の壁や畳,建具などの中で過ごすことは,心に豊かさと癒しを間違いなくもたらします。ここでゆったりしたいとみんなが思います。コンサートの後の見学でも,そんな声が多く聞かれました。
さて,再生のポイントは何でしょうか。生活する上でどうしても新しくしなければならないものもあると思います。それは,やはり水回りでしょうか。台所と風呂とトイレ,これさえ新しくすれば,あとは建築当時をできる限り再現すればいいのではないかと思います。決してお荷物ではありません。こういう家を持っている人は羨ましい。

コメントする