8月4日から6日,原水爆禁止世界大会広島大会に参加しました。衆議院選挙の真っ只中ですが,オバマ演説もあり,来年のNPT再検討会議を控えた重要な年,3日間しっかりと情勢を学習し,核廃絶・非戦・脱原発のとりくみに積極的に加わろうと参加しました。
第1日目は,原水禁・連合・核禁会議共同による「核兵器廃絶2009平和ヒロシマ大会」が開催されました。被爆者である柳川良子さんの証言や被爆ピアノの演奏など,64年前の8月6日に思いをはせ,その悲惨さと無意味さをあらためて確認する機会となりました。しかし,この会議では「イラク」も「アフガン」も「米軍再編」も「原発・プルサーマル」も一言も触れられないのです。まず,核の廃絶からという考え方もあるのですが,やはり戦争そのものや,それに依存する経済,また,核兵器と深く関わりヒバクを生み出している原発にも切り込む集会になってほしいと願います。
集会に参加前の時間をつかい,まだ行っていなかった,韓国人被爆者慰霊碑と本川小学校平和記念館を見学しました。
ヒロシマにもナガサキにも多くの被爆関連施設があります。これからも可能な限り見学し,原爆がもたらした様々な被害の実相を目と心に刻んでいきたいと思います。
第2日目は分科会。「再処理・プルサーマル計画撤回と原子力政策の転換」分科会に参加しました。
高速増殖炉が稼働しなければ成り立たないプルトニウム利用は,すでに計画は延ばし延ばしで現実破綻していると言ってもよい状況になっています。プルサーマル計画だけが現実に進もうとしている今,各地の市民が計画撤回のためとりくみを行っています。
原子力情報室の西尾漠氏からの,核燃料サイクルの基礎知識とともにプルトニウム利用政策の破綻についての講演につづき,この計画の要になっている問題続きの高速増殖炉「もんじゅ」や,六ヶ所村の核燃料再処理施設の高レベル廃棄物をガラス固化するプラントの事故などの報告,すでにプルサーマルの実施に移る浜岡や伊方からの報告も行われました。
我が石川の志賀原発でもプルサーマル計画の実施は必至です。県は,申し入れがないのでコメントできないと繰り返しています。北陸電力は必ずやってくるのですから,もし了解するつもりが無いのであれば,最低でも「申し入れがあれば慎重に対応する」と答えることができるのですが,そうではないと言うことは認めるであろうと容易に予想できます。
北陸電力にもっと強烈なメッセージを届けなければなりません。やはり,このプルサーマルを解りやすく説明し,県民の理解を深める活動のためのことばをもたねばと思った次第です。
原子力資料情報室のサイトに「核廃絶を妨害している日本政府」というページがあると紹介を受けました。http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=806
現政権には(民主党にも),核武装すべきだと考えている人たちが少なからずいます。広島や長崎の原爆の日には核廃絶をしなければならないと言いながら,アメリカの核の傘は必要だと言い続けているという矛盾をなくすには,アメリカも含め保有国の核軍縮・廃絶を求めるしかないのです。
中国や北朝鮮の脅威を強調し,勇ましい方向に政策を進めるほど脅威は増すことになります。北東アジアの緊張を高めても何の国益もありません。そして,テロを呼び込むことにもつながると思います。
さて,衆議院選挙まであとわずか,政権交代実現は当然やらなければなりませんが,民主党ひとり勝ちでは,この安全保障問題も危うい方向に行かないとも限りません。
社民党の躍進がどうしても必要です。がんばろう!

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