中国浙江省天荒坪,7月22日幸運にも皆既日食を観測することができました。
とりあえず速報として,撮影できた2枚の写真を皆様に公開いたします。
さて今回の皆既日食は,日本国内で観測できる皆既日食としては46年ぶり,次回は26年後ということで話題になっていました。皆既日食そのものは地球上どこへでも行く気ならば2,3年に1回ぐらいは見ることができる天体現象です。しかし,旅費や機材を運ぶ都合など条件は違いがあります。
せっかくの機会なので国内のトカラ列島か屋久島で見るのもいいなあと考えたのですが,どうも観測地が満杯状態のようなので,同じ皆既帯にある中国へ行くことにしました。そして,なるべく晴れる確率の高い地域をというわけで,99年トルコに観測に行ったときの実績と信頼も加味して,天文ガイド・JTBのツアーに参加することにしました。
観測地の浙江省天荒坪は標高900m,当日朝3時にホテル出発しました。観測地への一本道が渋滞してしまったら望遠鏡も広げられないと万全を期しての時間設定です。
順調に観測地に到着,機材の組み立てにかかりました。このとき天気は曇り,ほぼ全天が厚い雲に覆われていました。皆既日食時のコロナやダイヤモンドリングはまあ無理だろうなあと半分諦めながら,しかし,これも楽しみながらと作業継続,準備万端で日食を待ちました
さて,無欲の勝利か日頃の行いの良さからか,雲は次第に薄くなっていき,太陽の位置と形が確認できるようになり,いよいよ第一接触(欠け始め)を迎えることができました。
太陽と月は,その位置関係によって見かけの大きさが微妙に変化します。今回は太陽が遠く月が近い,よって太陽が隠されている時間が長くなって,杭州では皆既継続時間が約5分間ありました。観測条件としては最適でしたので薄雲がかかっていたことは残念でしたが,ぜいたくはいえません。
▼ 天文ガイドスタッフ撮影
ダイヤモンドリング(プロミネンスも見える)
▼ 天文ガイド・JTBツアー一行

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