議会定例会閉会を間近にひかえた6月25日,清風連帯会派で近江町いちば館の視察を行いました。
武蔵ヶ辻第4地区市街地再開発事業としてとりくまれたこの地区は,金沢市民の台所として親しまれてきた近江町市場を核とした場所です。4月16日にオープンしたいちば館の現状,また,ここに至るとりくみについて再開発組合でうかがいました。
かつての再開発ビルと言えば,規定いっぱいいっぱいに階を積み重ねるようなものが普通であったということですが,このいちば館は身の丈にあったものししようという基本に立って行われたといいます。そして,その方法と結果については全国的に高い評価を受けました。0.9haの地区面積,総事業費は56.6億円(国・県・市・組合うち県は9億円の補助額)です。近江町全体の面積はその約2倍,1.9haで店舗数は170です。
改装後の部分とこれまでの市場部分が一体感を持って違和感なくつながっています。そしてまた,地下道を通じて名鉄エムザ百貨店と結ばれ,この春は,相乗効果を発揮して賑わいが増したというお話でした。しかし,整備計画策定は多くの理解がなければできません。再開発準備会の発足が1982年,調査検
討が続けられ,2002年に都市計画決定,2005年事業計画が認可,2007年に工事着手,2009年グランドオープンとなったものです。
金沢駅周辺の賑わいが武蔵が辻と連動して,これからの市街地の活性化へとつながり,金沢市の魅力がさらに高まっていくことを期待したいと思います。そして,近江町いちば館には市の交流プラザも設けられており市民の活動の場ともなります。市場は最近観光化しすぎているとの声も聞かれます。市民の台所としての再生は,最近の体験・本物志向の観光にも合致したものになると思います。
再開発事業パンフレットp10
事業の経緯②

コメントする