今や何の民意も反映しない衆議院2/3

| コメント(0)

 6月19日衆議院で「海賊対処法」が再可決されました。またしても衆議院の与党2/3を使った暴挙と言わなければなりません。強く抗議します。

 この何の意味も持たない数だけを根拠にした決定を,全く躊躇することなく行う今の与党自公には憤りを通り越して狂気を感じるのです。政権末期の状況は続いているのですが,そんな中,安倍首相の下で教育基本法が改定され,憲法改定のための国民投票法ができあがり,そして今,武器使用ができる自衛隊のフリーな海外進出と活動に踏み出す海賊対処法が成立したわけです。

 もう現実的には日本は戦争できる国になってしまいました。あとは,「自衛軍」=日本軍という名前を堂々とつけて,世界中で武器を使って破壊と殺戮ができるようにすることが,自民党(公明党?,民主党も?)の目標と言うことになります。武力・暴力によって問題解決を図ろうとすることは,個人レベルであれ国レベルであれ,私は絶対反対です。この動きを止めよう,そして自衛隊を戻ってこさせよう,19日夕方,香林坊のアトリオ前で石川県平和運動センターの皆さんとともに市民に訴えました。

 「海賊」とは何でしょうか,海あるところ海賊ありと言われています。現代の海賊は,どう考えても根っからの悪党とは思えません。強烈な市場原理主義,競争と弱肉強食の政治と経済による飢餓と貧困がうみだしたものです。植民地から独立国へ,内戦から無政府状態に,国民(難民)への有効な支援ができないどころか,ソマリア周辺の海域でのヨーロッパ・アジア諸国の無秩序な漁業・乱獲,そして放射性廃棄物・化学物質の投棄,どっちが海賊なのだというソマリアの海賊の主張も一理はあるのです。

 海賊が人質を殺した例は無いと言います。軍隊が過剰な対処として海賊への武力行使を行うことが,今までにはない民間人や軍人の死者を出すことにつながる懸念は十分にあります。犯罪行為は警察が対応するのです。マラッカ海峡でノウハウも実績もある日本の海上保安庁がしっかり対応することこそ解決への最善の策です。勇ましいだけで物事は解決しないのです。

 まずは,政権交代,そして憲法改悪をどうしても止めなければなりません。
 先日の世論調査,日本国民が望んでいるのは,強い経済大国ではなく,平和な福祉国家。当然の結果だと思います。

コメントする

2011年8月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
△ 盛本よしひさWebサイト


2009.3.27countup