41回北日本琴古流尺八演奏会

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 5月24日,北日本琴古流尺八連盟の第41回演奏会が富山市の富山能楽堂で開催されました。私も1979年以来31年連続で出演してきました。今年の演奏曲は全部で33曲,41回の演奏会の中で最多の曲数となりました。

 邦楽古典曲ばかりの演奏を朝の9時30分から夕方の5時過ぎまで延々と続けるという,ある意味観客無視の演奏会スタイルを続けてきたのですが,聞きに来られるお客様もそれは心得たもので,心地よい曲ではゆったりと眠りに入ったり,ロビーで飲み物とりながらモニターで鑑賞したり,お目当ての曲だけワンポイントで聴いたりと,自由な鑑賞方法となっています。そして,演奏者は互いの演奏を厳しくチェックし,技術向上・研鑽の場となっています。

 尺八演奏者は年齢的に二極化しています。熟年組と学生組です。今年も金沢大学と富山大学の邦楽サークルから9人の参加がありました。なんといっても脳の若さが上達につながります。私が指導する金沢大学の竹糸会のメンバーも他県の皆様から絶賛され,嬉しい思いをしました。しかし,まだまだ音程などの正確さの追求が必要な学生もいます。一緒にがんばりたいと思います。

 残念なのは,卒業してからも尺八を続けていくことを期待するのですが,多忙な仕事と一緒に続ける仲間がいないことで楽器から遠ざかってしまう者が多いことです。

 このストレス社会,忙しくても時間を少しとって落ち着いて音楽に浸ればリフレッシュできるのです。その点邦楽はうってつけです。三曲合奏(尺八,筝,三味線)の深い魅力もあり,合奏は心に潤いを与えます。邦楽愛好者が増えるよう仲間作りもひき続き行っていきたいと思います。しかし熟年組は元気です。そして研究熱心です。私もまだ20年はやれそうです。

 ことし久々に参加された飛騨高山の皆さん,学生のがんばりに感激して来年は高山でやりましょうということになりました。金沢は再来年ということになります。選挙の年だー。

 尺八演奏会を支えてくださった糸方の先生方,何曲も演奏していただくというご無理をしていただいて感謝に耐えません。これからもよろしくお願いいたします。

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今年の演奏曲「若菜」

箏:今井幹子先生 三絃:林淳子先生 尺八:盛本芳久

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2009.3.27countup